2007年07月19日

『LOVE&LUNA』 

川本真琴
★★★★☆
■『DNA』B面/『川本真琴』8曲目 
■ファン人気◆◇◇ ■ライブ頻度◆◆◇

裏・川本真琴。倫理的な意味での『愛の才能』の欠落が“月”の女神=LUNAを生んだのか?
「すれちがっ」た『DNA』カップル、抜け出すべき「昼間の明かり」そして出て行ったまんまの「あの子猫」、いずれも“太陽”としての表・川本真琴の表象としてみることができる。

「カフェテリア」で「知り合ったあたしたち」の物語は、「首都高」を背景に「月」に照らされながら『キャラメル』そして『TOKYO EXPLOSION JP』へと引き継がれていったはずである。
そこで二人は、背徳の共犯者を超えて世界からの逃亡者になっていく。そこにはもはや恋愛の面影さえない。でもそれはまた別のお話。。


“LUNA”の世界はどこまでも即物的・刹那的である。
結婚は「ケッコン」にすぎない。
「愛」や「心」より、「感じ」あうこと「通じ」あうことの方が大切である。
「明日の情緒にわきまえ」るより、「恋宵の情緒にまぎれ」たいのである。
即物的・刹那的な関係は性的な関係と相性がいい。
「だんだん・・・・・・召されちゃいそうさ×2」
どこかエロッティックなサビ。官能的な“Love&Luna”という歌声。
永遠に成就できない一体化願望(=“太陽”的なるもの)は出口のない「ループ」な「損な場所」であり、それならいっそ「月も悪くない」のである。

「墜ちてく」「あたしたち」を歌うとき、夜を照らす妖しい光もまた必要ということであろうか。
そして表・川本真琴は「オソロイ」や「ニセモン」の世界なのか。

posted by 鹿鱈 睦馬 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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