2014年04月09日

『雨に唄えば』

川本真琴
★★★★☆
■『gobbledygook』16曲目
■ファン人気◇◇◇ ■ライブ頻度◆◆◇


ユーモアあふれる楽しい曲。

タイトルどおり,雨の中,足どりかるく,口ずさんでいるような唄だ。


雨は,いろいろな面倒なものを洗い流してくれる。
あるいは,「スプリンクラー」や「ピンクシャワー」が表現しているのかもしれない,主人公のサッパリとした気分そのものが
面倒なことから解き放ってくれるのかもしれない。

「君と雨に唄えば ポケットはからっぽ」


それは,
これから行こうとしていた「バイト」や
「指切り」のような日常的で個人の問題から
「核シェルター」や
「どんな国」「どんな人」「どんな事件」といった
足元から離れた遠くに感じられる問題まで
いったん流し去ってくれる雨。


「青の点滅 交差点」や「モシャな髪切りに行こう」
で気分が転換し,
「水玉のタップダンス」「ピンクシャワー」
といったハッピーなイメージへとつながっていく。


後半で,
舞台は,雨が当たらない「地下食品売場」にいったん移動するが,
これは,舞台を現実に戻すという演出だろうか?
髪を切ってサッパリした主人公が,自分が大好きなものを楽しげに買い占めている姿が目に浮かび,
「主婦と目が合う」というシーンは,コメディのような反面,
主人公の高揚した気分を際立たせる。


ユニークさが印象的な曲だが,
川本真琴流に,元気付けてくれる曲なのかもしれない。
posted by 鹿鱈 睦馬 at 00:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
復活したんですね。いつも楽しみに読んでいます。
Posted by 芝生頭 at 2014年04月22日 23:07
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